2022年5月23日当所パートナー弁護士黄俊凱は、台湾エネルギーデジタルトランスフォーメーション産学技術連盟(TAEDT)に招かれ、オンラインフォーラムの講師を務め、「ドイツの経験から見る洋上風力発電の競争入札及び中小企業のグリーン電力購入」について講演しました。
黄弁護士は、台湾のグリーン電力の取引現状や問題点を踏まえて、洋上風力発電第3段階においてブロック開発の競争入札レートの可能性を解説しました。また、〈電業法〉と〈再生可能エネルギー条例〉の関連規定を分析し、グリーン電力取引(そして+グリーン電力証書)と固定価格買取制度の仕組みを分析しました。それから、ネットゼロという国際的な風潮に合わせるために、国家発展委員会が2022年3月に公布した「台湾2050ネットゼロロードマップ及び戦略の説明」の中の「充分なグリーン電力」という政策に基づき、ドイツのグリーン電力取引と経験から、グリーン電力が少数な大企業に集中せず、台湾の中小企業にもグリーン電力を購入できるよう、より多くの公平な機会を与える解決案を提出しました。
このオンラインでフォーラムに参加した方々(約130人)は、この講演を通して台湾の洋上風力発電の発展と国際のグリーン電力取引について一層深く理解するようになりました。経験の共有と質疑応答を通し、参加者たちに〈電業法〉や再生可能エネルギーに関する法規制をより明白に把握させ、この講演が高く評価されました。